カテゴリ:つくる・食べる( 9 )

 

キッチンの余白

古いマンションをリフォームして、暮らし始めました。
リフォームをする際に大切にしたことは楽に暮らせるように「余白をつくること」
日々、疲れ気分が抜けない感じがしていたので、風通しの良いゆとりある暮らしが望みでした。

キッチンは独立型から、家族とのコミュニケーションがとりやすい対面プランに変えました。
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そしてキッチンの余白は、
キッチンの奥に家電製品やガスオーブンを置いて調理空間とし、オーブンの上をオープンに。
出来上がった料理の一時置きや、ご飯を炊くお鍋を置いたりしています。








以前はシンク下の中途半端な収納スペースがごちゃごちゃになりがちで、上手く活用できなかったので、シンク下もオープンに。
ダストボックスとスツールを置いています。
普段、スツールは使っていませんが、野菜の皮むきや餃子づくりなど、ちょっと時間がかかりそうな下ごしらえを座ってできるようにしています。e0264942_14445221.jpg
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ダイニングやリビングから見えるキッチン背面カウンター上もフリースペースにしました。

スペースに余白があると、ちょっとした時間で使いやすい配置替えなどアレンジがラクにでき、気分もすっきり。

これからは、スペースだけではなく、時間、気持ちにも「余白」を作り、新しいアイディアが浮かんだら、すぐに行動に移せる環境づくりを心がけたいと思っています。
 
                                         
秦ゆき子
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by jogikai | 2016-11-25 15:13 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

非・対面キッチンについて

皆さんのお宅のキッチンは対面キッチンでしょうか。それとも壁を向いているキッチンでしょうか。
昔から建築の設計者は、料理する人を孤独な台所から解放しようと試行錯誤を重ねてきました。その結果採用された対面キッチンは、料理する人が他の家族の様子やテレビを見ながら作業できるキッチンの形です。
しかし、元来あまのじゃくなこともありますが、私は拙宅を設計する際に対面キッチンを採用しませんでした。
・使い勝手のいい対面キッチンにするには通路幅がそれなりに必要です。せまい我が家では他との兼ね合いもあり、通路幅が満足にとれませんでした。
・対面キッチンはガスコンロやシンクが部屋の中程に来ることになりますが、フルオープンにするのは抵抗がありました。しかし壁をつくると、キッチンとダイニングの空間が分けられてしまいます。
というわけで非対面キッチンにしましたが、その感想です。

【デメリット】
・家族の様子を見るのに振り返らなければならず、やはり面倒です。対策として小さな鏡を置きました。
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・テレビも見えにくいので、テレビも聴けるラジオを買って聴いています。(デジタルになった現在でもそのような機種があります。)

・そのままだと台所がダイニングから見えてしまいます。そこでカウンターを置きました。
インターネットでサイズオーダーしたテーブルで、両面に通路をとりました。
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【メリット】
・対面キッチンのデメリットと考えた通路幅については、カウンターが可動なので、好みの幅に調整して置いています。

というわけで、どんなタイプのキッチンにも一長一短があると思います。
家作りはコストや面積なども含めて生活の場を総合的に計画する作業なので、キッチンだけを特別視しないことも大切だと思います。
「うちのキッチンがもっと〇〇だったら・・・。」と嘆かないで柔軟な発想で改良していけば、少しずつ理想のキッチンに近づいていけるのではないでしょうか。 (戸川理子)

                                    
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by jogikai | 2016-10-21 17:09 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

杉の天井材を使って...

仕事で担当させていただいた住宅の再生改修で使用した天井材の木目がきれいだったので、端材を捨てるのが惜しくトレイを製作してみました。
柿渋とエコワックスを塗って、仕上げました。
(職人さんの仕事ではないので、細かいところには目をつむっていただいて...)

杉なのでやわらかくキズはつきやすいのですが、それもまた自然素材の風合いとも思われます。
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松岡利香
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by jogikai | 2016-09-06 08:38 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

調理機器もシンプルに

気忙しい季節となりました。
子供たちが巣立ち、1人の食事が増えましたが、
忙しくても、1人だからと言ってお弁当など買いません。
食いしん坊だからです。
バランスよく、手際よく、美味しく食べたい!
それにプラス、冬は暖かいモノがいい!

そこで冬によく利用するのが、このホットプレート。
22年前、娘の保育園のバザーで、50円で買ったモノです。
ただ保温するだけの機能。
スイッチもなく、コンセントに差し込むだけ。
もちろん、温度調節機能もありません。
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フライパンで蒸した料理をお皿に盛って、このプレートに置く。
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お皿が温まり、いつまでも暖かい料理が頂けます。
薄っぺらいので、片付に場所もとらず、重宝しています。

ガスコンロの魚焼きグリルも、良く使います。
セラミック製の容器に、休日に造り置きしたポテトサラダや野菜やウインナーソーセージを。
アッ、お豆腐も入れちゃえ~っ。
そうだ、明日の分も。2皿作っちゃおう、と。
メルティチーズを載せて、グリルへ。
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焼く事 弱火で4、5分。
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出来上がり!!
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電気オーブンでは、時間が掛かるけれど、グリルなら、火力が強く直火だし、早い!
鶏肉も、焼けますョ~。
やはりセラミック製の大きい容器&アルミホイルで。
今度作った時、UPしますね。

電化製品は年々進化し便利になっていますが、機能がありすぎて、複雑になりがち。
お値段も、その分張ります。
説明書を読むのもシンドイって事はありませんか。
シンプルな器具で、場所も取らず、簡単に普段使えるモノが、身も心も軽く、スッキリするように思います。

さて、皆さんは1人だけの冬の食事、どのように工夫なさっていますか。

加部千賀子/建築設計士
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by jogikai | 2015-12-17 00:32 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

会議

女技会の会議にはフロクがつきものです
フロク楽しみに会議に出ることもしばしば・・
この時も一品持ち寄り
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いろんなお酒に、デザートもいろいろ
だがしかし、この時の会場事務所の賄いご飯は絶品!!
シンプルな寿司ご飯とお味噌汁
食べるものもシンプルが一番
矢賀部雅子
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by jogikai | 2015-11-30 08:43 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

住まい手と作り手

e0264942_6565637.jpg一昨年より、リフォームのご依頼が増える中で、築60年を超える”古民家”の改修が増えてきました。
どの住まいも同じものは一つと無く、長い間に育まれた住まい手の生活が良く解ります。築15年~40年でリフォームや建て替えを考えてしまう家が多い中で代々受け継がれてきたモノを見ると施主により、大切に維持されてきたことがわかります。
それは「遺そう」という気持ちが、家への愛着となって日頃のお掃除やメンテナンスを怠らないことに繋がっているようです。

材木一つにしても、今の材とは比べ物にならないくらい良いものは使われているというものもありますが、そうでなくても一つの木から無駄にすることなく、建築の為の材を取っていることがわかります。建築工事は大体、3年以上かけて作られたものが多いこともわかってきました。
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e0264942_7131590.jpg「寒い・使い勝手が現在の生活に合わない・掃除が大変なので散らかりやすい」というようなイメージを住まい手自身が持っていることもあります。
ですが、樹齢数百年の大木は今では貴重なものになりました。もう一度生かすように再生が可能であれば、ご自身達の代よりも先の世代にまで受け継ぐことができるようなものになります。
写真は、構造設計事務所のM先生と担当のKさんです。今回は構造補正をする必要を感じた為、設計計画当初から入っていただいています。
こちらのお宅は屋敷内に大きな欅。地元の木で家づくりをしていた昔、この辺りの木をねかせて作ったのでしょう。メインとなる梁や柱などは欅です。
欅は切って10年、寝かせて10年、なので建築資材として使うには30年かかると職人さんにお聞きしました。今、再生で出して居る材は、同じような樹齢の材、250年~500年のもので建築資材としてストックされて倉庫で数年~数十年しっかり寝かせてあったものを使用してくださっています。
他所でも、同じようなことをされている設計者も多く居ますが、私としては、初めての職人さん直接施工(分離発注)にチャレンジしています。設計事務所の業務の枠を超えていますが、作り手(職人さん達から)得るモノが大きいです。
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e0264942_7341164.jpg設計計画にも時間はかかりましたが、着工してからは一週間のうちの殆どが現場に密着です。幸い、職人さん達が居る工場と現場が近いこともあり、お施主さんと顔を合わせることも更に多くなりました。
設計者としての役割はお施主さんの立場でものごとを進めて行くことです。そのスタイルは変わりません。また今一緒に仕事をしていただいている職人さん達も住む人の為にという思いが一緒です。
作る人から住む人の顔が見える、住む人からも作る人の顔が見えるというスタイル。
工事している周辺ではお施主さんが草むしりやお掃除をお休みの度にされています。「欅に蔦が生えて枯れてしまうので可愛そうですよ」という職人さんの話から敷地内の木を綺麗に枝打ちなどしたそうです。本当に見違えるようにお庭もイキイキしてきました。
もともと、食べることや作ることが大好きなお施主さんです。これからも大切に維持して下さると思います。建物工事も中盤。背伸びせず、無理の無い心地よい生活ができるものになるように進めています。
小林輝子
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by jogikai | 2014-10-21 07:57 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

菜花のまかないご飯

やっと春が来た!と思う間もなく、桜が散り、ハナミズキやツツジが咲き出しました。
事務所から歩5分ほどのところに猫のヒタイほどの畑を借りて、
友人たちとささやかに耕しています。
まわりのベテラン農夫に「タネを蒔くのが遅すぎる」、と云われながら
昨秋にまいた大根やニンジンは、予想通り大きく育たないまま春になりました。

一段と寂しい我が畑の中で唯一元気なのが菜花。
少し前、どこの畑でも黄一色に咲き誇っていた菜花は、
本当に誰にでもつくれる丈夫なありがたい野菜です。
大量収穫で久々にご近所にもらっていただきました。

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仕事中にささっと食べるご飯を「まかないご飯」と言うそうですが、
私の場合、小さな事務所のキッチンで、手軽に作れて道具もモノも増やしたくない、
後片付けが楽、栄養価が高く、消化に良いもの・・・というのがまかない飯の条件でしょうか。
1人でコツコツ仕事している、いわゆる一人事務所の気楽な身の上。
外出しなくて良い日のランチタイムは、のんびりできてちょっと楽しみです。
このランチメニュー(まかないご飯)がこのところ、
来る日も来る日も菜花になっています。

最近のある日のまかないご飯・・・もちろんメインは菜花クン

<菜花のみそ汁・まかない風>
  とったばかりの見栄えは悪いが味の濃い菜花
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  スーパで売っている菜花とはちょっと種類が違う気がします
  (詳しい種類不明)
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  ざくざく切って2分ほどレンジにかけると、
  かさが1/3くらいに減り水分が出てしんなりします。
  この水分がとてもおいしいのです!
  この水分をお椀に入れてだし入味噌(※)を溶かします。
  ※ 粉末天然だしと味噌を混ぜ、お湯でゆるめたもの
    ビンに入れて自宅から持参
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  混ざったら食べる直前に菜花を入れて熱々のお湯を注ぎます
  これで終わり
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     私は食べるたびに、こんなに簡単なのにすっごくおいしい〜!
     と思うみそ汁です。

  冷凍ご飯(自宅からまとめて持参)をレンジで温めて、
  昨晩のおかずの残りなどをトッピング。超カンタン昼ご飯の出来上がりです。
  お弁当を作ったり、コンビニのおにぎりを買ったり、
  いろいろ試した時期がありましたが
  今はカフェご飯みたいで(見かけだけ)このスタイルが気に入っています。


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  事務所の先に野菜畑があると、気分転換にちょっと行って昼の材料を採って来れて
  大変便利。地理的条件が良かったために、たまたま便利になっただけですが、
  ベランダ菜園なども「まかないご飯」にむいてるかもしれません。
  家族全員分となると農作業もしんどいですよね・・。

                  西岡麻里子

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  <はみ出しお知らせ>
  大平建築塾のお知らせ
  今年は8月9日土曜日〜8月11日月曜日に開催します。
  詳細は「大平建築塾」で検索してみて下さい。
  皆さまの参加をお待ちしています。   西岡
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by jogikai | 2014-04-16 19:45 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

手づくりのもの

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ある会のイベントで模型などを出展していましたら、地元にお住いのおじいちゃんが私の作りました模型を見てご自身が作られた模型の出来栄えが良いので是非飾って欲しいとのことでご自宅に受け取りに行きました。
87歳!!建築をされていらっしゃったというわけでもなく、古民家で育った記憶から記憶を辿り作られたとか。古民家で出た廃材を利用しなくては造る意味が無いというこだわりようです。モノを大切にする世代。とても素敵なものを見せて頂きました。e0264942_2156051.jpg写真の茅葺屋根の家は屋根が外れて、内部を見ることが出来ます。ご自宅から出た畳で8畳間を4部屋。囲炉裏部屋や土間まで丁寧に再現されています。茅葺は、松の葉で葺かれたそう。
今回は科学と芸術とがテーマのイベントで大人から子供までが色々な分野の作家さん達が考案した作品でワークショップなどができるものとあって、なかなか面白いものとなりました。
e0264942_2215625.jpg木組みの模型は金物を使わないで家を建てる大工さんの仕事を紹介しています。金物を使わなくてもしっかりと連結できる仕組みに子供たちは興味深々です。押しても引いても外れない、昔ながらの伝統の木組みが強いことを勉強していただきました。会場に来た方の中には木材の良い香りがしますね。と感じる方も多くいました。e0264942_2222914.jpg箱根の寄木細工職人さんが色々な無垢の材を圧着して削り出して作ったおもちゃ、科学記号の組み合わせで色々な絵が描けるという不思議体験にワークショップ。理系離れが進んでいる中、子供たちに楽しく学んでいただこうという試みですが、同時に手作りのものに触れることで、モノの大切さも学ぶことができると思います。
e0264942_229083.jpg簡単に古いものを捨て、新しいものにしてしまうという風潮がありますが、最近はリフォームのご依頼と共に古民家の再生のご相談も少しずつですが増えてきました。既製品のものが溢れ、何かほっとできる場所を求めた時に昔のモノへと回帰していくようです。   小林輝子
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by jogikai | 2014-01-25 22:24 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)  

ゆず

毎冬、方々からゆずをいただきます。
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食いしん坊のわが家では、お風呂に入れるなどは無しで、殆どをジャムに加工します。

今年も来冬までもつように、計5kgほどのゆずを3回に分けてマーマレードにしました。

イチゴやブルーベリーと違い、柑橘類のジャムは作るのに工程が多く、少々面倒。
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マーマレードは、身より皮がメインのジャムです。


皮と、袋入りの実と、種に分けるところからスタート。

皮は細かく千切りに、実は果汁に絞り、種からはペクチンを取ります。
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あとは砂糖を加え煮るだけですが、この皮の千切り作業がなんとも大変。
けれどこの皮の食感がマーマレードの特徴ですね。
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キビ砂糖を使うと、ブラウンのゆずマーマレードに(右)。



今年は新たな試みを。

「ゆずカード」づくりです。


タルトやクレープに入っているレモンクリームはご存知でしょうか。
ジャムの一種ですが、もっとクリーミーで濃厚なものです。

これをレモンカード(lemoncurd)と呼ぶのだそうですが、そのゆず版にトライしました。


本来のカードは、皮は入れず絞ったレモン果汁だけを使った、滑らかな舌触りのクリームなのですが、ゆずは果汁がたくさんは取れないので、皮も使うことにしました。

なので皮は千切りでなく、ゆでた上で果汁と共にミキサーで攪拌し、ペースト状に。

これに砂糖とペクチンを加え煮て、一旦ジャムに仕立てます。

そして、カードのクリーミーさと濃厚さの源は、、、

卵黄とバターによるものです。
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マーマレードより滑らかに仕立てたジャムに、卵黄・バターを合わせ、ごく弱火でとろみがつくまで煮てできあがり。
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ヨーグルトに載せるより、パンやプレーンクッキーに付けて食すと、その濃厚さが楽しめます。
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ゆずの苦味も少し薄れ、私の手作り品にいつも辛口批評の長女も素直に「おいしい」と。
パンに塗ってから、少しトーストしてもgoodです。

ジャムのようには日持ちしないのが難点ですが。


毎年届くたくさんの無農薬ゆず。
これを捨てることなく全部いただくために、また来シーズン新しい用い方を模索するのが楽しみです。

勝見紀子
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by jogikai | 2013-02-10 14:22 | つくる・食べる | Trackback | Comments(0)