燕の子育て
2012年 07月 03日

朝、薄暗い中そっと覗いてみますと可愛い顔がひょっこり。10個の視線がこちらを見つめています。写真では見えませんが5つ子ちゃんです。

ですが、一番体の小さい子の世話も忘れては居ません。下のほうにうずくまるように居る子にも餌を与えています。
どの子も健康に育って欲しいという親の愛情は私達が子育てする時の感情と同じですね。雛は巣の中で育つ間、兄弟で身を寄せ合って眠ります。親鳥はある程度雛が成長すると一緒に寝ることは無さそうです。集団生活の中で支えあって生きていく術を身につけていくにも必要なことなのでしょう。
燕の巣づくりを見ていますと、「土地探し(住まい探し)・家づくり・家庭・子育て」なんだか私達に共通する部分がたくさんありますね。
動物は「欲」がないぶん、与えられた環境で自然界に従い、素直に生きています。見習わなくてはいけない部分がたくさんありそうだと感じます。
我が家の玄関ポーチの上に毎年巣作りする燕。壁は数年前のリフォームの際に珪藻土を厚めに塗りました。きっと土の香がして気持ちよいのでしょう。毎年来るようになりましたのはこの頃から。
自然素材のものは小鳥もわかるようですね、最近は中国の方からも無垢材や漆喰で仕上げたお店の写真を見てご連絡くれる方もいらっしゃいます。少しでも自然なもの、体に優しいものを多くの人が求めるようになってきているようです。
小林輝子
by jogikai | 2012-07-03 21:42 | 育てる(ひと・動物・植物) | Trackback | Comments(0)