緑の効用
2012年 10月 17日
今回は、具体的にどんな「近助」(自助・共助・公助の自助の次には近助がとても必要ということから)の対策が考えられるか、また実践されているかの報告です。
様々なアイデアが話し合われましたが、その中でも特に素敵な試みの紹介がありました。
上の写真は、その素敵な試みのお宅。
家の廻りに門塀を造らずポケットパークのようにしています。植物の手入れをしていると通りがかりの人がなにげに声をかけて来てくれて、とても良いご近所コニュニケーションになっているそうです。ベンチやテーブルもしつらえてあります。
犬の糞や踏み荒らし等迷惑なことも多少はあるのでしょうが、お人柄も見るからに垣根をつくらなさそうなおおらかでフランクな感じの方です。神戸の震災を体験して、日頃からのご近所コニュニケーションの大切さを実感していると報告されました。大切なことですね。
実は、同じ日の午前中、我が家の柑橘類とつる植物が茂りすぎてネズミの額程なのに草ボウボウの庭をなんとかしなくてはと、刈り込みと格闘していました。
格闘のお陰で、家の前の学校に来ていたPTAの方たちと、草ボウボウ状態と実がなる植物たちを話題にこんな事でもなければ成り立たない楽しいコニュニケーションのひとときを過ごしました。
庭いじりが好きでなくても、日頃はばたばたしていても、緑があれば外に出ての作業が必要になりますから、結果的に良いコニュニケーションツールになりますw
緑には、風当たりや日差しを遮ってくれたり葉っぱの蒸発散効果で涼しさをくれるだけでなく、コニュニケーションの機会を運んでもくれます。先日のニュースのように殺人事件に発展したりもしますから、良いコニュニケーションとするか面倒迷惑と思うかは、その人次第ですが。。。
もっと緑を増やしてまちを気持ちよく、緑と関わって身も心も楽しくうれしく暮らしたいものです。
木村真理子
by jogikai | 2012-10-17 21:01 | 育てる(ひと・動物・植物) | Trackback | Comments(0)