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くつろぐ暮らし

ずいぶん昔の話になりますが(30年くらい前)・・・
大学生になり、ひとり暮らしを始めた頃、暮らしに必要なものは、すべて白を選んでいた時期がありました。
それは、ティッシュの箱から食器、キッチンの扉、カーテンと。。。
ベースが白だと、狭い部屋でもアクセントに選んだブルーのカーペットや白木のベッドの映りが良く快適に暮らせると感じてのことでした。

それが、私のインテリアの基本になり、結婚後も夫に趣味を押し付け(無意識に)ほとんどすべての物を相変わらず白で統一し、できるだけ物は出さずに収納し、おそうじをしやすく、効率的な暮らしをおくっていました。

ところが、数年前に義理母が福岡の家を引き払い、10t車にも入りきれなかった荷物共々、私たちの住む川崎へ引っ越してきました。
しばらくの間は、あまりの荷物の多さに収拾がつかず、家にいながら段ボールに埋もれホームレス状態の日々。

荷物に圧倒され、ぐったり疲れきってしまいましたが、私にはガラクタに見えるものも、母にとっては思い出深い品々。
急に環境が変わり、身の回りのものも変わってしまうと、高齢者には良くないというし。。。

結局、使えるものは使い、飾れるものは飾り、楽しむことにしました。

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そして見えてきたことは・・・
家族の歴史や先祖の人となりについて具体的に想像ができるようになり、
今までの効率重視の生活では、気がつかなかったことがたくさんあるんだということ。


会ったこともない曾祖母が久留米絣の作家だったことや、父の陶芸の趣味などもわかり、それぞれにロマンを抱いて暮らしていたことに感化されます。

そして、今まで関心がなかった福岡の歴史についても知っておきたいと思うようになったら・・・来年のNHK大河ドラマの主人公は、黒田官兵衛とのこと。
楽しみです。

昔は、すっきりと物が何もない空間がくつろげる場所に思えて、神経質に片付け魔になっていましたが、くつろげる生活とは、多少の埃も気にせず、おおらかな気持ちで、思いを馳せることができる暮らしなのかなと、思うようになりました。

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 秦 ゆき子
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by jogikai | 2013-09-01 16:59 | くつろぐ・働く | Trackback | Comments(0)  

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