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まわり道

 出張でミラノへ行った時のこと、方向音痴の私は案の定、道に迷ってしまい、どの方向に歩いていいかもわからなくなって・・・
まわりを見渡したら、
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まるでモンドリアンの絵のようなテラスに、木が植えられている建築中の建物に遭遇。
ふと、ジャックと豆の木の話を思い出し、このテラスをステップに、空に向かって登っていけば、雲の上の巨人に出会えそうな気分になりました。








そして、今度は袋小路に迷い込んでしまい・・・
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アンティークのアイスクリーム自転車を発見!
アイスクリームを食べずとも、無駄に歩いた疲れを癒してくれる可愛らしさです。






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通りにある花屋さんも、楽しい気分にしてくれます。









 今回の旅の目的は、ミラノの街を迷走することではなく、キッチンのファッションショー「ミラノサローネ・ユーロクッチーナ」の見学でした。
2年に1度開催されるユーロクッチーナは、各キッチンメーカーが最先端のコンセプトモデルを展示しています。
目新しい素材、進化した調理機器、便利な機構が備わった斬新なデザインのキッチンの数々を見てまわっていると・・・
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サローネの本会場で1950年代の雰囲気を彷彿とさせるキッチンに出会いました。
イタリア、マルキ社のキッチンは、懐かしさを感じさせてくれるキッチンです。





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主人公が楽しそうに暮らす様子を空想できそうなキッチン。
生活感が感じられるキッチンは、新鮮でした。








 最近、日本でも懐古趣味的な要素を取り入れて、空気をやわらげているインテリアを見かけるようになりました。
古いもののぬくもりを感じて、ほっとできる暮らしが求められているのでしょう。


使う人の個性が感じられ、料理づくりに精を出したくなるようなキッチンを見ると、
「おいしいものを作るには、近道をさがさないこと」ターシャ チューダの言葉を思い出します。

近道を探してばかりの私ですが、ハイテク便利なキッチンより、素朴で丁寧な暮らしができるキッチンに魅かれるようになりました。

                                                  秦ゆき子
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by jogikai | 2014-10-13 16:48 | 話す・聞く・見る | Trackback | Comments(0)  

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