1月7日は七草粥をいただきました。
母が、病院で検査だった為、お夕飯時に。
◆七草粥は、春の七草や餅などを具材とする塩味のお粥。
一年の無病息災を願って食べられているもので、祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも云われるとのこと。
そう、我が家の七草粥は、餅入りです。
母方の実家では、松の内の7日朝まで茹で餅を毎朝、いただく習慣があります。
子供の頃は、毎朝茹で餅をというのが嫌で、飽きてしまい、暫くは餅を食べたくなかったりしましたが、今は美味しくいただいています。
◆緊急事態宣言が発令されましたね。
建築現場は止めるわけにはいきませんが、都内での住宅相談業務のお仕事は、都内への出勤回数を減らし、本日から自宅での在宅勤務、オンラインに切替ります。
◆介護施設や病院でも、クラスターが発生していますが、医療従事者や介護職の方はお休みを取るわけにはいきません。本当に大変な事ですから、早めに落ち着くように協力しなくてはいけませんね。
◆住宅業界も影響が無いとは言えません。
昨年の6月にお引き渡しをした家では、洗面器が遅れて到着。今回は、便器が間に合いません。
そして、意外なことに、外構工事として行う、ポーチの土間が、コンクリート屋さんの手配がなかなか出来ずに、年を越しました。
1月下旬までには、コンクリートを打てますので、完了検査申請も行いました。
◆このままでは、飲食店の多くも、乗り切れない可能性もありますが、私も外での食事が減ったぶん、馴染みのお店でテイクアウトすることも増えました。
お鮨屋さんでは、母の好きなネタを、入れてくださっていました。
◆高齢者で基礎疾患もある母の楽しみは、山登りに茶道のお稽古でしたが、この一年は徐々に引きこもるようになりました。
住宅のご相談をお受けしていても、高齢者のいらっしゃるご家庭は、そういうことが話題になります。
やはり、歩かないと、すぐに脚が弱くなってしまうとのこと。高齢者である親と子世帯が物理的距離を取りながら、心では繋がりを感じられる住まい。
なかなか、そうした間取りは難しいのですが、私の仕事部屋はリビングとダイニング脇にあります。
母の様子もわかりますし、外から直接部屋に入る事も出来ます。帰宅したら、着ていた衣類を全て脱いで、浴室でシャワー。着替えて母の居る部屋へ。
この生活が暫くは続きそうですが、一日も早く、安心して、自由になれる日が来る事を願っています。
七草の日に七草粥をいただきながら、家族の健康を祈りました。
アトリエきらら一級建築士事務所 小林 輝子
◆このブログは、女性建築技術者の会員が暮らしのことや何気ない日常のことなどを発信しています。