1度目の緊急事態宣言以降、朝の散歩をロードバイクから徒歩にしました。
高齢の母も運動不足になりますので、一緒に歩く日もあります。朝、太陽が昇ってまもなく、白鷺の群れが川に降り立ちます。白鷺は群れで行動することは無いので、この光景は珍しいかと思います。
よ〜く、目を凝らしてみると、青鷺も。
白鷺は幸運をもたらす鳥とされていますね。羽ばたく姿を見ると幸せになるとか。
1200年の歴史ある栃木県の「白鷺神社」では、白鷺は神の使いとして祀られています。疫病が流行り、人々が苦しんでいた時に疫病退散を願い、建立された神社です。
新型コロナウイルスが蔓延の一途を辿っていますが、早く終息しますように。
この辺りは、見沼田圃が広がっている区域ですが、外環道の高架橋下は、だいぶ前からビオトープを形成されています。私が、小学校時代からの取り組みで、蛍再生ということで、源氏蛍を育てることから始まりましたが、それには、小川などを綺麗な清流に戻さなければなりません。
市のほうでも、そうした取り組みが広がって、源氏蛍再生が実現した頃には、色々な生物が戻ってきました。
白鷺が食べるのは小魚。白鷺が居れば、同じものを補食としているカワセミも居ます。
カワセミは動きがすばしっこくって、撮るのはなかなか難しい。青い宝石と言われるように光の反射で、コバルトブルーに輝きます。
自然の風景と自然の生き物。
普段は目を向けない部分ですが、こうした風景は飽きずに癒されます。
また、都市を形成する時にも、適度な緑化が街の防災計画に有効だったりします。災害が起きた際の避難場所や高木の木々は防風林になったり、寒さ避けや暑さを凌げる場となります。
アトリエきらら一級建築士事務所
小林 輝子