食洗機と水切棚
2023年 02月 15日
いろいろな物の例にもれずキッチンにも流行があります。
我が家の食洗機と水切棚は、ささやかに流行に逆らった例です。
~食洗機~
自宅を新築する際に食洗機を導入するかについて検討しました。
導入は見送ったものの、流しの横に食洗機を置く「場所」を想定しておきました。
10年後に家をリフォームした際に置き型の食洗機を設置しました。

給水の分岐工事を流しの下からしてもらいました。流しの下がオープンだと工事が簡単です。



排水については、逆流するなどのリスクがあるために排水直結とはせず、よくあるように流しに直接流すことにしました。
食洗機を導入した結果は、自分より家族が積極的に使っています。
ビルドイン食洗機はすっきりしますが、初期投資はもとより、修理にお金がかかります。
置き型の食洗機はそれに比べて気楽です。ポイントは置き場所の確保と給排水ですね。
~水切り棚~
昨今は対面キッチン、それもかなりオープンなものが多いため、キッチンの流し上部に水切棚を設置しないお宅が多いようです。

(写真:SUUMOリクルートより出典)
水切棚の便利さを教えてくれたのは、賃貸マンションの壁付けキッチンでした。
洗いあげた食器やざるなどをひょいと水切棚に置けばすぐに物が乾きます。その便利さが忘れられず、家を新築する際にキッチンは壁に向けて作り、水切棚を設けました。

流しが広く使えて便利です。
文・写真:戸川理子/一級建築士
建築に関連する様々な仕事を持つ女性が主体的に運営する任意団体です。
by jogikai | 2023-02-15 08:00 | 住宅設計 | Trackback | Comments(0)