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熊野三山・熊野古道中辺路の旅

以前より、念願だった熊野三山・熊野古道を歩いてきました。

父の他界後、母と居る時間が長くなりました。これまで父と登っていた山を私と登りたいという母の意向により母娘で歩き始めて10年の歳月があっという間に過ぎました。

年々、体力の衰えを感じる私ですが、持病があるも山行したいという母の気力に圧倒されています。

山登りを続けていくうちに、四季折々の景色に癒されるのはもちろんのことですが、山は霊峰とされていることが多いことに気付き、登山道に現れる鳥居や社殿に興味を持つようになりました。

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538段ある急登の石段を登ると社殿が現れます。熊野速玉大社の摂社「神倉神社」


神世の昔から多くの人の信仰を集めていた山々。

岩場の急登に建築された社殿。遥か昔は、人力で建築資材が運ばれていたのかと思うとその佇まいを目にするに、昔の職人の根気と技術力の高さに感服します。


今回は、修験道といわれる熊野古道の中辺路を歩いてきました。

和歌山県の田辺市から山に入り、熊野三山をめぐります。上皇や和泉式部が京都から熊野に詣でるために歩いた参詣道といわれています。王子という名がついた祠や社が点在します。

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熊野古道中辺路を歩く「とがの木茶屋・一方杉」


継桜王子にあう休憩所「とがの木茶屋」は観光パンフレットでも見かけますが、茅葺屋根が印象的な佇まい。江戸時代から旅人の旅の疲れを癒した茶屋として現存するものです。

境内には樹齢100年を超える杉の木があり、枝のすべてが本宮大社、那智大社の方角へ伸びているので一方杉と呼ばれています。

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花山法皇の旅姿という云われのある牛馬童子(写真左)

熊野大社・那智の滝へと続く大門坂(写真右下)

10キロ程度歩いて箸折峠の牛馬童子に辿りつきました。世界遺産となっていることから、海外の旅行者も多く見かけました。箸折峠のこの丘は花山法皇が御経を埋めた所と伝えられ、お食事の際にカヤの軸を折って箸にしたと云われています。

宝筐印塔は県指定の文化財とされています。

文・写真:小林 輝子/小林輝子建築デザイン


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※『女性建築技術者の会(通称:女技会)』とは、
建築に関連する様々な仕事を持つ女性が主体的に運営する任意団体です。

 女技会のホームページは→コチラ  


by jogikai | 2023-12-01 08:00 | 歴史的建築物 | Trackback | Comments(0)  

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