畑はたのしみの宝庫
2024年 04月 01日
忘れな草
立春を待っていたかのように米つぶほどの青紫の花が咲いた。
11月末にこぼれ種子を定植して2ヶ月余り、名のとおり忘れな草の開花だ。小さな畑にかすかな春の訪れ。
4年ほど前家を建てたとき、残った変形の場所の砂利をすくってもらい、土を入れ畑にした。
家の周りに残る田んぼ。梅雨どき、水を張った田んぼは鏡となり遠くの山々を映す。その光景を目にするたび息を呑む。黄金色の秋、米を精米した後の糠など、稲作がもたらす一連の恩恵ははかりしれない。
2月の畑
椿・桃の木々は我が家の庭からいただいてきたものです。
幸い身近にあったヌカと台所のゴミを混ぜて肥料とし、せっせと畑に埋めた。すると、固い土がフカフカの土に変わっていった。畑の周りには虫除けを兼ねラベンダーとローズマリーも植えた。
雪の日の畑
畑は春のジャガイモ作りで始まり、キュウリやナスなど夏野菜、秋はブロッコリーやキャベツの苗の植え付け、レタスのたね蒔き、忘れな草の定植と次々と役目を引き受け、更に、冬の間の野菜の保存場所としても活躍。勝手口からの動線の先にあることも便利さに拍車をかける。
おかげで畑はたのしみの宝庫になっている。
文・写真:岸 英子
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by jogikai | 2024-04-01 06:00 | 庭木 | Trackback | Comments(0)