花のある暮らし
2024年 05月 01日
リビングテーブルに飾った花
ガーベラ・カスミソウ・カーネーション・チューリップ
椿・桃の花の蕾は我が家の庭からいただいてきたものです。
11月~1月にかけて我が家の庭は花の少ない寂しい季節です。
それでも、寒い時期に咲く品種が多くある椿は愛でることが可能です。冬に咲く花は花弁が肉厚でしっかりしています。椿や蝋梅などは和室やお茶室に似合う花です。
レースのような華やかさのある花は4月~6月にかけて咲きますので、お庭から摘んできた花を活けるということができません。
暖色~中間色の色合いの花を飾ると、明るい気持ちになりますね!
そこで、思いついたのがスーパーでの見切り品のお花を購入して活けるということ。少し茎を多めに落としてあげると長持ちします。インターネットの普及で季節ごとのお花をネットから定期購入できたりするようですが、我が家は今のところこれで満足しています。
茎を多めに落としたお花は、イッタラのフラワーベースに活けます。北欧を代表する建築家アルヴァ・アアルトの作品で有機的な形状は湖の形や白樺の根本の断面など諸説があると云われているようです。
写真のようなフラワーベースの形状なので、茎の長さを不揃いにすると立体的にどの方向から見ても楽しめるように活けることが可能です。
枝に咲くお花は、HOYAの花瓶に。HOYAは日本の企業で光学機器・ガラスを製造しています。クリスタル事業からは今は撤退していますが。クリスタルのような透明度の高い美しいガラスを眺めているだけでも贅沢な気持ちになります。
活けてから3週間ほどは花持ちしますし、お花によっては1カ月持ちます。そして・・・何故でしょう?お花が食事や団欒の間にあると母との会話も弾みます。
文・写真:小林 輝子/小林輝子建築デザイン
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by jogikai | 2024-05-01 08:00 | 庭木 | Trackback | Comments(0)