6月の高山植物 花の百名山燕岳
2025年 06月 16日

雪溶けの頃、山の地肌が見え始めると高山植物が咲き始めます。7月の山開きが多いなか、北アルプスの入門の山といわれる燕岳(長野県)は、4月に山小屋の営業が始まります。
北アルプスの三大急登とされる合戦尾根をゆっくりと登っていくと、登山道にたくさんの花を見ることができます。

登山口から約4時間、標高約2,350mの休憩所・合戦小屋までの間で見られる花は木の根元や苔むす岩の間に咲いています。
お花を眺めながらの山歩きなので筆者は合戦小屋まで6時間かけて登りました。


燕岳に向かう途中の山小屋「燕山荘」は標高2,712mに位置しています。このあたりは白い花崗岩砂礫の土壌に変わります。この土壌に合った花はハクサンイチゲやチングルマ、ミヤマキンバイという小ぶりの花です。
チングルマは木ですが、低木で地を這うように自生しています。
燕山荘の設計者は建築家の今井兼次(基本設計)・高橋貞太郎(実施設計)、小屋のシンボル燕のマークは建築家の堀口捨己がデザインしたものです。
築年数100年を超えていますが、当時はハイカラな洒落たデザインとして注目を浴びたようです。


山小屋からさらに登り、燕岳2,763mに到達。その周辺にはウメバチソウや高山植物の女王といわれるコマクサが群生しています。
標高が上がるほど地を這うように自生する花々は、厳しい気象条件にも耐える生命力を持っています。

燕岳から燕山荘を望む
高山植物の花々や天然記念物の雷鳥に出会うこともでき、山小屋建築、食事も楽しめる燕岳に行ってみませんか。
小林 輝子 一級建築士/小林輝子建築デザイン
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by jogikai | 2025-06-16 22:54 | 出かける・帰る | Trackback | Comments(0)

