柔らかくて毛深い家
2025年 07月 01日

モーカフェ外観
茨城県つくば市内にあるmohouse(モーハウス)※が主催しているmo-café(モーカフェ)。閑静な住宅地内に突如現れる不思議な形。1994年にウシダ・フィンドレイ・パートナーシップによって設計され「Soft andHairy House(柔らかくて毛深い家)」と名付けられた住宅を、2023年11月にカフェへ改修した建物です。

毛深くて、、、の部分は、おそらく屋上緑化の草たち。当時はまだ「屋上緑化」という言葉もなく、珍しいということで、住宅竣工当時はTV撮影も数多くあったそうです。中庭には青い玉子のように見える部分が建物の壁をつき破り、飛び出ていました。内部は、バス・洗面・トイレになっています。

バストイレの入口扉
柔らかくて、、、の部分は、家の外壁、床の段差、いたるところが曲線になっています。書斎(現在は試着室兼控室)の造作の棚も曲線を積み重ねてできていて、その上に丸い天窓がありました。曲線の組み合わせですが、キッチンなどはとても機能的で、奇抜さだけではない、使い勝手も考えられている空間でした。



このカフェのオーナーさんが住宅のオーナーであり、モーハウスのオーナーでもあります。ですので、このカフェを訪れると、住宅の歴史をお聞きしたり、設計図を見せてもらったり、不思議な空間で楽しい時間を過ごすことができます。

見せていただいた設計図を含むカフェの様子
※mohouse(モーハウス)・・・女性がいつまでも輝けるお手伝いをモットーに授乳用ブラ、授乳服の企画・販売を行っている会社。
文・写真:赤木香菜子/一級建築士
女技会のホームページは→コチラ
by jogikai | 2025-07-01 08:00 | 素材・仕上材 | Trackback | Comments(0)

