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二方向から昇れる階段とヌック

「階段の下をヌックとして利用したい。」という施主の要望により、階段は直階段となりました。最近ではリビングから昇る階段が多いように思いますが、私は敢えて廊下からにこだわりました。理由は、お風呂上りに直接二階に行きたいということ。しかしリビングから行き来することも一理あると思うので、廊下とリビング、両方からアプローチすることを思いつきました。

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写真1)左手ドア:廊下入り口 右手ドア:リビング入り口
中央壁裏側に階段が配置され、廊下とリビングに行き来できる。

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写真2)階段上り口(廊下側から)
向こう側のリビングに通り抜けられる。


メインは廊下から、2段の曲がりとして、2段目がリビングとつながっています。したがって、リビングからは約40cmの段差となりますが、ベンチのように腰掛けることもできて、予想外の効果があったようです。ちなみに、2段目の下部はお掃除ロボットのステーションになっています。

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写真3)左側階段下:お掃除ロボットスペース 右側階段下:ヌック
左側の壁にはお掃除ロボット充電用コンセント

階段は廊下側をオープンとして、手すりは特注アイアン製、施主の好みを取り入れて斬新なデザインとなり、この住宅の見せ場となりました。

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写真4)斬新なデザインのアイアン製手すり


リビング側は、上部壁、下部は要望通りヌック。将来多目的に変更利用できるように、ベッド等はイージーオーダーで取り外し可能となっています。

リビングの壁天井はエッグペイントを採用しましたが、ヌック部は体が当たっても支障がないようにシナベニアとしました。奥の壁の小窓は、空気の流れを考えてオープンとなっていますので、棚としてスマホやカップを置くことができて便利とのこと。

「リビングでのんびり寛ぎたい」という発想から生まれたヌックですが、ゴロゴロできるスペースとして楽しい空間となりました。


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写真5)階段下のヌック


文・写真:赤木裕子 / 一級建築士

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※『女性建築技術者の会(通称:女技会)』とは、
建築に関連する様々な仕事を持つ女性が主体的に運営する任意団体です。
女技会のホームページは→コチラ

by jogikai | 2025-11-15 08:00 | 住宅設計 | Trackback | Comments(0)

 

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