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ステップライブラリー

二世帯住宅である我が家の2階から小屋裏収納に行く階段です。荷物を運ぶことを考えて、ハシゴではなく、あえて階段にしました。壁に本棚を埋め込み、奥行の深い絵本などを入れています。低い位置にあることもあり、息子も自分で絵本を探すことができます。(写真は今から5年くらい前のもので、まだ赤ちゃんです。)
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1階が親世帯、2階が子世帯という限られた空間ですので、階段も部屋の一部として活用できるように計画しました。予定通りに使われているので、計画は大成功。また、キッチンからも見守れる位置にあるので、子どもが一人で遊んでいても安心です。
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キッチンに立つと、ステップライブラリーが見えます

英語で、階段を意味するステップと、図書室や個人の書庫を意味するライブラリーを足して、このスペースにステップライブラリーと名前を付けました。


文・写真:赤木香菜子 一級建築士 赤木Y&K設計室

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※『女性建築技術者の会(通称:女技会)』とは、建築に関連する様々な仕事を持つ女性が主体的に運営する任意団体です。
 女技会のホームページは→コチラ

# by jogikai | 2022-07-01 08:00 | 住宅設計 | Trackback | Comments(0)  

隣家に遠慮せず、窓からの眺めを楽しむ工夫

首都圏郊外に整然と並ぶ一戸建の住宅団地の中にあるお宅。南面道路なので、どの家も南庭を広くとり、東、西、北は敷地ぎりぎりまで建っています。このお宅は珍しく、敷地の北側にゆとりのある建て方でしたが、窓を開けるとすぐ先に隣家の窓が見えるので、風を通すためにほんの少し開けるくらいで、南面以外の窓を大きく開けることはないとの事でした。

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北側のキッチンの外にはきれいな植栽もあり、キッチンからこの緑を眺められたら楽しいのにと残念に思いました。キッチンを眺めの良い南側に移動することもできますが、間取りや予算の都合もあり、このお宅では北側のまま位置は変えず、明るく楽しいキッチンにする工夫を考えることになりました。そこで、余裕のある北庭へ三角形に突き出す形で増築し、斜めの壁に大きな窓を作りました。隣家の視線とぶつからないのでカーテンを開けて窓の外の眺めを楽しむことができます。

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キッチンを三角形に張り出したことで生まれた、屋外の台形スペースに屋根をかけて、既存の物置を移動したら、囲まれた落ち着いた雰囲気の半戸外空間ができました。照明もつけたので、雨の日も夜間も気軽に外に出られるようになり、快適に利用されています。


細長くて少々さびしい雰囲気だったトイレは、階段下の空間を取込んでわずかですが広々とさせ、出窓形式の手洗い器を設けました。この向きなら窓を開けても隣家の視線にぶつからないので、北庭のグリーンを楽しめるようになりました。今まであったことを忘れていた紫陽花が、この窓からよく見えるようになり、花の咲く季節が楽しみになったそうです。

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文・写真: 西岡麻里子  一級建築士  アトリエ楽

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# by jogikai | 2022-06-15 08:00 | 住宅設計 | Trackback | Comments(0)  

古い建具を使う

古い建具は新しい家に歴史の重みを加えてくれる。
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骨董屋さんで見つけた重厚な建具
玄関から居間への入り口に取り付け
人を迎えてくれる
新築の家に時を経たものがあると
空間に時間というベクトルが加わり
生活を豊かにしてくれる

写真と文 アトリエRAUM一級建築士事務所 矢賀部雅子 

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※『女性建築技術者の会(通称:女技会)』とは、建築に関連する様々な仕事を持つ女性が主体的に運営する任意団体です。
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# by jogikai | 2022-06-01 08:00 | 住宅設計 | Trackback | Comments(0)